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これ、なんだかすごく良かった。 朝日新聞日曜版の書評でこの本が紹介されていて、なんとなく図書館で借りて読みました。普段あまり読まないタイプの本だけど、ぜひ人生に悩む中学生に読んでほしい。 主人公の「おれ」は猛勉強して「かいせい」中学に進学。1年ちょっとしたところである事件がきっかけで家族がばらばらになり、母親の姉=おばさんのところに預けられる。 家族とはなにかとか、将来の進路とか、自分の気持ちの葛藤とか、大人と子供のはざまを生きる主人公が、これまでの安定した世界とは切り離されて新しい環境に身をおきながら懸命に悩んで生きる話でした。 強烈な個性のあるおばさん、そのほかの登場人物もそれぞれ性格をもっていて、その一人ひとりの特徴を主人公が観察しています。この登場人物の特徴を作者は相当時間をかけて練ったのではないかと思うほど、一人ひとりが魅力を持ったものとして描かれています。 読みはじめでぐいぐい引っ張られる感じがしました。自分がもし「おれ」の立場だったら、、、、どんなことを考えどんな風に行動するか。自分を主人公に置き換えて、主人公の気持ちになりながらいろいろな経験ができる、というのはまさに最近忘れていた感覚でした。最近、経済本やビジネス本、ノウハウ本などばかり読んでいて、子どものときに純粋に感じていた「読書」の楽しみを思い出した感じがしました。 すでに大人になって汚れてしまった私が読むのではなく、若い人が自分の身に置き換えてよんだら、自分がイル環境がいかに幸せで恵まれていて、また親が有難い存在であるかということを改めて感じると思います。 おすすめです。 おれのおばさん [単行本] 佐川 光晴 (著) 感想 レビュー 書評 この本のレビューが書いてあったブログ紹介。 http://d.hatena.ne.jp/onmymind/20100113/p4 http://blog.livedoor.jp/asaodai/archives/51833482.html http://bookomo.exblog.jp/11612296 |
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